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不定期更新の雑記。

ヴィッセル神戸(2023.11.25)

  • 11月25日

J1リーグ第33節。ヴィッセル神戸-名古屋グランパスの試合を現地観戦。勝てばリーグ優勝が決まる大一番。

 

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試合はヴィッセルの序盤の入りが非常に良く、12分に大迫のパスに抜け出した井出のゴールで先制すると、直後の14分にも大迫のクロスから武藤が合わせて追加点。その後もしばらくは押せ押せムードだったが、30分にユンカーにゴールを奪われ、1点差に詰め寄られてからはグランパスに押し込まれる展開が続く。

後半に入ってからは一進一退の攻防。ヴィッセルは追加点を狙い続けるも最後の精度を欠いて突き放すことができず。グランパスに何度もゴールを脅かされたが、バーに助けられたり、最後は全員で身体を張って守り切った。そして94分をまわり、終了のホイッスル。2-1でヴィッセルが逃げ切った。

 

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試合終了と同時にピッチ上の選手たちが倒れこみ、ベンチの選手・スタッフがピッチになだれ込んでくる光景を見て、スタンドにいた僕も思わず涙腺が緩んだ。

去年は開幕11試合で0勝4分7敗からスタートし、最後の最後まで残留を争っての13位フィニッシュ。これまでのリーグ順位は残留ギリギリかボトムハーフがほとんどで、2012年はスタジアムでJ2降格の瞬間を見た。そんなクラブがクラブ創設29年目にして、初めてリーグチャンピオンの座に輝くことになった。

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自分がいつからヴィッセルを応援してたかはもう覚えてないが、小学生の頃から父親によく神戸のスタジアムに連れてってもらい、かれこれ10年以上もこのクラブと苦楽を共にしてきた。古参ぶるつもりはないが、ポドルスキイニエスタといったスター選手が来る前の、弱くて地味だった(語弊)ヴィッセル神戸を知ってるから、このリーグ優勝は本当に感慨深いものがある。強くなったんだなあ、ヴィッセル

もっとも、今年だけ強くても意味がない。マリノスフロンターレアントラーズのような、常に優勝争いをする強豪クラブへと発展していかなければいけない。来年はリーグと並行してACLも戦う非常にタフなシーズンになる。ここでへばっていては意味がない。

天皇杯も獲った。Jリーグも獲った。次はクラブの最大の目標であるアジアNo.1へ。真価が問われる来シーズン、ヴィッセルの進化を証明しようではないか。

 

帰りに鳥貴族に行って一人で祝勝会。レモンサワーで祝杯をあげつつ、焼鳥やキャベツ盛りをつまみながらヴィッセルのファイナルセレモニーを見ていた。

焼き鳥屋に一人で入るのは初めてだったが、意外と落ち着いて過ごせるなと思ってたら、隣のテーブル席にいかにも陽キャっぽい社会人男性4人組が通された。その人たちが大声で下品な会話をするタイプだったので、もう祝勝会どころではなくなってしまい、イヤホンの音量ガンガンで音楽を流して周囲の音をシャットアウトしながら焼き鳥を食べていた。

僕はなんやかんやで1時間半くらい店に居て、レモンサワー2杯と焼き鳥5皿、おつまみ2品と一品料理1皿で計3600円。思ってたより安く済んだ。今度鳥貴族に行くときはもっと人のいない日時を選んでゆっくり過ごしたいね。

 

21時半からはプレミアリーグ13節。シティ-リヴァプールは1-1のドロー。首位攻防戦に相応しい見応えのある試合だった。後半40分から出場の遠藤は短い時間ながら堂々とプレーしていた。

 

P.S.

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天皇杯のときといい今回といい、優勝した後に歌う神戸讃歌は格別なものがある。