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優勝に値するチーム(2023.09.29)

  • サッカー

J1リーグ第29節、ヴィッセル神戸-横浜F・マリノスDAZNで観戦。残り6試合を勝ち点差「1」で迎える、首位ヴィッセルと2位マリノスの天王山。この試合に勝てばヴィッセルのリーグ初制覇もいよいよ現実味を帯びてくる。

試合は前半20分に武藤がPKを獲得し、これを大迫が決めて幸先よく先制。これで大迫は得点ランク単独トップとなる今季20点目。さらに43分には初瀬のCKから武藤の打点の高いヘディングが決まり追加点。守備では4-4-2でしっかりブロックを作り、マリノスに決定機らしい決定機を作らせない。攻撃では大迫のキープ力と武藤・飯野・佐々木の運動量を活かしてマリノスゴールに何度も迫り、シュート数でもボール支配率でもマリノスに勝っていた。

後半はマリノスがボールを持つ時間が多くなるが、ヴィッセルは全員がハードワークを徹底し、集中力の高い守備とプレーの強度を崩さない。攻守の切り替えの面では武藤や飯野が献身的に走り回り、最終ラインでは本多を中心にマリノスの強力なFW陣を封殺。試合はこのままヴィッセルが2-0で逃げ切っての勝利。首位の貫禄を見せた試合だった。

ヴィッセルは4月にマリノスと戦った際、2点先取しながら試合をひっくり返された。今日も途中までは同じシチュエーションとなったが、あの試合の悔しさがあったからこそ後半の徹底したハードワークがあったと思うし、試合後に倒れこむ選手たちの姿は、今日の試合のタフさと重さを物語っていた。今のヴィッセルが優勝に値するチームだと、そう胸を張って言える試合だった。

これで2位マリノスとの勝ち点差は「4」。3位の浦和レッズとの差は「8」まで開いた。いよいよ優勝が手の届く位置まで来たが、まだ残り5試合ある。さらに3位レッズ、4位グランパス、5位アントラーズとの対戦もすべて控えている。悲願のリーグ初制覇へ最後まで試練が続くが、今のヴィッセルなら大丈夫なはず。

 

P.S.

最後の文章書いてる途中にPCにお茶こぼした。不穏。