kindiary

不定期更新の雑記。

ガルパン最終章第4話(2023.10.05)

T・ジョイ梅田にて行われた、ガルパン最終章第1話~第3話一挙上映+第4話最速上映会に参加してきた。

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長期スパンがもはや恒例となったガルパン最終章。今回は第3話から2年半も期間が空いたことで、さすがに前回までの内容も忘れていたし、自分のガルパン熱も一旦リセットされていた。なので、1〜3話の振り返りをした流れのまま4話に臨める今回の上映会はとても有り難かった。

まずは1〜3話。改めてめっちゃ面白い。いざ見始めたら意外と内容は鮮明に覚えているもので。学園艦の最下層に潜って船舶科と小競り合いしてたな~とか、BC自由学園の押田と安藤の掛け合いが面白かったな~とか、知波単がアイデンティティを捨てて撤退してたな~とか。何気にBC自由学園戦は戦術的な見応えがありつつ、映像的な分かりやすさ、エンタメ的な面白さもあって好き。

そして第4話。今回も抜群に面白かった。まず新しくなったOP映像がめちゃくちゃ良かった。この最終章のクライマックスにシリーズの原点であるChouChoさん曲を持ってくるの胸熱すぎる。そして本編。司令塔のあんこうチームを失った状況で角谷杏ちゃんを中心にみんなで作戦を練って、1年生の澤梓ちゃんの指揮のもと絶体絶命のピンチを切り抜ける流れは、西住みほという絶対的な核を失っても崩れない大洗女子の逞しさと、シリーズ通してのみんなの成長が感じられて、とても嬉しかったし感動さえ覚えた。

途中の雪山を下るシーンからは物理的なスピード感がエグすぎて圧倒されると同時に、見てる側の動体視力が試される感じになっていた(僕は全然ついていけなかった)。そんなこんなで、継続高校が雪山の地の利を活かして大洗を巧みに追い詰め、大洗はフラッグ車1機のみに。絶体絶命に追い込まれたフラッグ車のアリクイさんチームだったが、力業の奇策により一発形勢逆転の勝利を手繰り寄せる。それまでの試合展開をガン無視で理不尽なまでの一発逆転劇を起こせる、これがフラッグ戦の醍醐味だよな〜と思った。

もう一つの準決勝、聖グロvs黒森峰は主人公チームじゃないとはいえさすがに結構な尺が取られていた。愛里寿ちゃんの転入云々の話を完全に忘れていたので、突然あの制服を着て出てきたのは脳がバグった。決勝カードは大洗vs聖グロという、ガルパンシリーズの原点である対戦が実現。ここに聖グロを持ってくるのが解釈一致だなと思いつつ、いよいよクライマックスなんだなと、ちょっと寂しくもなった。

いや〜、2年半待った甲斐があった。めちゃくちゃ面白かった。ガルパン最終章は長期スパンのため、最新作公開のタイミングではいつも熱が冷め切っているのだが、いざ見たら一瞬でガルパン熱が復活するっていうのを毎回繰り返している。ガルパンは見返せば必ず新たな発見があり、見れば見るほど面白い作品なので、必ずもう一回は第4話を観に行こうと思うし、この熱を保ってるうちにTVシリーズから今一度振り返りもしておきたい。

 

P.S.

映画館に4時間もあるのは人生初めてだったが、ガルパンが面白くてあっという間だった。