kindiary

不定期更新の雑記。

そう遠くない未来であること(2020.12.23)

22/7リーダーの帆風千春さんが来年2月28日をもって卒業することが発表された。今日のYouTube配信『22/7 BIRTHDAY PARTY 2020』のラストに行われた衝撃の発表だった。

正直なところ、発表を聞いたときは驚きで言葉を失った。前・斎藤ニコル役だった花川芽衣さんは、体調不良による実質的な降板・脱退という形だったが、今回は明白に『卒業』という形。ナナニジは「11人」であることが前提のグループであり、大手アイドルみたく新陳代謝により回っていくスタイルではないため、メンバーが一人いなくなること、それも絶対的な存在であるリーダーの帆風さんが卒業することの意味の大きさは計り知れない。

それも、ナナニジはキャラクターあっての声優アイドル声優アイドルの活動を終了することは、今後キャラクターに声を当てることもなくなる可能性がある。それこそ、ナナニジは『22/7 計算中』という中の人がキャラクターを演じるバラエティ番組があるため、計算中の佐藤麗華が今後どうなるかも分からない。恐らく来週の『発表』も、これと関連しているのだろう。

もちろん、いつか計算中も、リアルアイドルとしての活動も、ナナニジのプロジェクト自体も終わりを迎える日が来ることは分かっている。ただ、今回の件を受けて、それが「そう遠くない未来であること」なのかもと考えてしまった。個人的にも2020年からはナナニジが人生の軸になってたので、この現実はそう簡単に受け入れられるものではない。

 

と、ここまでネガティブな感想になってしまったが、もちろん帆風さんの決断は大いに尊重したいし、今後の声優としての活動も楽しみである。

メンバーの中でも歌唱力はズバ抜けてたと思うし、佐藤麗華のような正統派美少女だけでなくナチュラルな少年ボイスも演じられる帆風さんの需要は間違いなく大きいだろう。

そもそもナナニジは「声優アイドル」であり、ここからステップアップして活躍の舞台を広げるのは理想的とも言える。その一例目として、リーダーの帆風さんが先陣を切って羽ばたいていくのは素晴らしいことだ。

いつか帆風さんが業界引っ張りだこの大人気声優になったとき、我々は帆風さんが22/7として活動していた時代から応援してたんだぞ!!!と他のオタクにマウントを取ってやろうじゃないか。

 

今後22/7がどうなるかは分からないけど、それは残ったメンバーの動き次第だろう。少なくとも、今回の帆風さんの卒業は、22/7としても、声優・帆風千春としても前向きな選択であったと、一ファンとして受け入れたい。