22/7オンライン配信ライブ「11」............................................
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— カインド (@Buckingham0120) 2020年11月13日
本当に素晴らしかった。
月並みな感想になるが、それに尽きる。
2020年はナナニジに出会えただけでも最高の年だったと改めて感じた。
まずはファンクラブ限定のライブ前の特別映像。開演は19時30分だが、いったいいつ始まるのか分からないので画面前で待機していると、19時20分頃、突然聴き覚えのあるイントロと、見覚えのない映像が流れ始める。
こういうサプライズを欠かさないところもナナニジの素晴らしいところである。晴れた日のベンチ4人のチャイナ服衣装とお団子ヘアも可愛い。ところでチャーハンのフルポーションって何?おじさん誰?
特別映像はこれだけではなく、ライブ前の円陣も(恐らく?)初公開。リアルメンバーが順にお好み焼きの具材を言っていく光景はちょっとシュールだったが、最終的に全部混ぜてひっくり返せばなんとかなるんだよな。
アニメでお馴染みの円陣をリアルメンバーがやってるのを見て、改めてアニメ(キャラクター)あってのアイドルなんだなと実感した。
半チャーハンとお好み焼きのセットを味わい、もうこの時点で通常チケットとの差額である1,500円分の元をとった気分になった。
そして本編。
1曲目『風は吹いてるか』。ナナオンや計算中のおかげでもう何千回も聴いた気がするが、いつ聴いても力強い一曲。今のナナニジの逞しさを感じるとともに、「NO」と言うことを後押しする応援ソングとしていつも受け取ってる。
2曲目『ポニーテールは振り向かせない』。ナナオン水着イベントのテーマソング。この曲の主役である宮瀬さんの「君が好きだ」は、アニラの力強いアレンジも良かったが、個人的には今回の「好き」を噛み締める感じの言い方が好き。
3曲目『不確かな青春』。個人的にナナニジソングの中でも五本の指に入るぐらい好きな曲。歌詞から漂う乙女っぽさと振り付けのキュートさが良き。冒頭の西條さんが控えめに振り向くとこのファン。ナナニジ好きになった日からわたしどこか変わりました......
4曲目『願いの眼差し』。前回のアニラでのパフォーマンスを見て印象が変わった曲。スカートの長さを活かした振り付けが可愛い。計算中のEDでもまた聴きたい。
5曲目『半チャーハン』。本日二杯目なので実質フルポーション。海乃さんのスラっと高く上がる脚のファン。
6曲目『タトゥー・ラブ』。今日も白沢さんがお美しい。
7曲目『ソフトクリーム落としちゃった』。右手を頭の上に置くポーズがソフトクリームの頂点部分を表現してるって初めて知った。
そして今回のライブの目玉でもあったキャラソンコーナー。
8曲目、河野都(cv.倉岡水巴)で『夢の船』。制服のイメージが強いナナニジがああいうワンピースを着てると普段とのギャップでドキッとする。みんなを笑顔にする都(倉岡さん)のキャラクターが出た浪花節の効いたステージだった。
9曲目、戸田ジュン(cv.海乃るり)で『人生はワルツ』。海乃さんのパフォーマンスが圧巻。あの瞬間、新木場スタジオコーストには、確かに「戸田ジュン」が存在していた。いやマジでガチ恋しそうになった。
10曲目、佐藤麗華(cv.帆風千春)で『優等生じゃつまらない』。リーダーかっこよすぎる。帆風さんさすがの歌唱力。この辺りから気分は昭和の歌番組。
11曲目、丸山あかね(cv.白沢かなえ)で『感情無用論』。うおおおおおおおお白沢さんメガネ!!!!!最後のメガネをちょっとずらして感情抑制を一瞬解く演出がさすが丸山あかねの体現者だなと思った。アーカイブの0:55:26のところ何度も見返してる。
12曲目、斎藤ニコル(cv.河瀬詩)で『孤独は嫌いじゃない』。「繁華街の海に消えてもいい」のとこの肩ピクピクが可愛い。次また歌うときはサングラスで登場して欲しい。
13曲目、滝川みう(cv.西條和)で『One of them』。ニコル→みうのセトリが分かってる。暗闇で一人で塞ぎこんで、もがき苦しむようなステージが滝川みうのキャラクターをうまく体現していた。
14曲目、藤間桜(cv.天城サリー)で『生きることに楽になりたい』。最初は満面の笑みで「表の藤間桜」を、その後は表情に陰が宿って「裏の藤間桜」を完遂。この切り替えは天城さんの演技力の高さとキャラクターへの理解をひしひしと感じた。ヘイ!
15曲目、立川絢香(cv.宮瀬玲奈)で『Moonlight』。セクシーの具現化である立川絢香をかわいいの具現化である宮瀬さんが演じてるのが改めて良いなと思った。非常にお色気ムンムンだった。鹿になりたい。
16曲目、柊つぼみ(cv.武田愛奈)、東条悠希(cv.高辻麗)、神木みかみ(cv.涼花萌)で『神様に指を差された僕たち』。アニメ13話(Blu-ray6巻特典)を見てからだとやはり感慨深いものがある。声が特徴的な3人の奏でるハーモニーに癒されると同時に、自然と嬉し涙も溢れてきそうな、そんなステージだった。
大盛り上がりのキャラソンコーナーが終わり、メンバーたちは4thシングルの衣装に着替えて再登場。何気に河瀬さんがこの衣装を着てるの初めて見た。
17曲目『韋駄天娘』。全員のソロパートでサビに繋いでいく恐らく唯一の曲。ラスサビで控えめに盛り上がる西條さんのファン。
18曲目『ロマンスの積み木』。これも前回のアニラでのパフォーマンスで印象が変わった曲。サビのぴょこぴょこしたところだけ一緒に踊ってる。
19曲目『Rain of lies』。曇天のようにドス暗い雰囲気の曲だけどサビに入ってから一転して天気雨のように明るくなる感じが好き。
20曲目『未来があるから』。これもサビに入ってから一気に明るくなる感じが好き。
21曲目『何もしてあげられない』。気づけば帆風さんの髪が汗でストレートになりつつある。
21曲目が終わると今回のライブのリハーサル映像が流れ始める。なぜこのタイミングで?と思ったが、武田さんの「ライブが終わった後に、だから"11"だったんだって気持ちになってもらえると嬉しい」の言葉でなんとなく気づいて、宮瀬さんの「そうなって欲しいっていう気持ちは前からあったけど~」で確信に変わった。そういうことか、と。
本来ライブ前に流れるはずのoverture(出囃子)がここで流れ、今回のライブタイトルである「11」の文字が映し出される。このライブのリスタートであると同時に、ここからナナニジの「11人」としてのリスタートが始まるんだ、と。
22曲目『ムズイ』。世の中の理不尽を訴える曲、それを今まで8人で歌っていた。でも今回これを11人で歌っている姿を見て、デビューから3年、やっと彼女たちは理不尽に打ち勝ったんだなと思えた。ちょうどライブ前日に高辻さんのブログを読んでいただけに、このサプライズはとても感慨深かった。
23曲目『僕らの環境』。ムズイに込められたストーリーからの「すべては不公平だったってことさ」が皮肉ききすぎてるな...。バトル開始前の様相で睨み合いするところカッコよすぎ。
24曲目『足を洗え!』。力強い歌詞に勇気づけられる曲。そうなんだよな、今さら失うものなんか何もないし、過去なんか捨ててしまえばいいんだよな...。ナナオンで実装されたら間奏部分が楽しそう。
25曲目『空のエメラルド』。ムズイのアンサーソング。ここから始まるんだよな、眩しいナナニジの物語が......。
曲終わりのMCでは高辻さんの目に涙が。ブログでナナニジの約四年間の活動で蓄積されたいろんな気持ちを少しづつ溶かしていく様を「雪解け」と表現していた意味が、この涙でなんとなく分かった気がした。涙腺コルクは間に合わなかったね...
トリは『11人が集まった理由』。この「11」ライブの最後にこの曲が歌われる文脈があまりにもデカすぎて、まだまだナナニジ新参者の僕では処理しきれない。でも、この11人ならどこまでも行けるってことは分かった。
ライブ後のファンクラブ限定特別映像。涼花さんの「8人曲を11人でやりた~い!ってずっと言ってたので、アニラでできひんかったから一生無理なんかなって考えてたので、そのちょっと後に歌うことができて、ファンの人に見てもらえてうれしい気持ちでいっぱいです」に尽きる。こちらこそです。もう表題曲のたびに複雑な気持ちになる必要ないんやなって...........
ライブの終盤は感動要素が多かっただけに、最後は倉岡さんの告知詩吟で笑って終われたのも良かった。
2020年1月のTVアニメ放送でナナニジに出会ってから早いもので10ヶ月。この間、アニメはもちろん、計算中、ナナオン、割ラジ+、YouTube特番、そしてライブなど、ナナニジのコンテンツに触れるたびにナナニジをどんどん好きになっていった。
ナナニジにはいつも元気や勇気、それに人生の楽しみをもらってばかりだ。だから、今後もファンとしてできる限りのことはしていきたいと思う。
そうだな、まずは大阪の半チャーハン協力店舗巡りからやっていこうか。
P.S.
次はこれになりたい pic.twitter.com/7bGvBJxBDU
— カインド (@Buckingham0120) 2020年11月13日